磯焼け対策に取り組む鹿児島水産高校の生徒達?

全国的な被害が報告されている、海の砂漠化現象「磯焼け」。
海藻が生い茂る「藻場」が衰退し、何年も回復することなく、
海底が砂漠のような状態になるんです。
「藻場」が消えると、沿岸部の生態系がバランスを崩し漁獲量が激減します。
「磯焼け」の主な原因は温暖化による海水温の上昇など、環境の変化によるもの。
そして「ウニ」や魚の「食害」によって「磯焼け」に拍車がかかっていることも。
そんな鹿児島の「磯焼け」に体を張って立ち向かう、青年達がいます。


2009年に創立100周年を迎えた、枕崎市にある「県立鹿児島水産高等学校」。
2年生から「海洋科」「情報通信科」「食品工学科」の3つの専攻に分かれ、
海のスペシャリストを養成する、県内唯一の水産専門高校です。
そして「磯焼け」対策に取り組んでいるのが、「海洋科・栽培工学コース」の先生と生徒の皆さん。
授業の一環として、「磯焼け」を招く「食害生物」「ウニ」の除去を、すべて手作業でおこなっています。
「ウニ」をはじめとする、海藻を食べる「植食生物」は、海藻の柔らかい芽を好んで食べるそうです。
海藻が芽を出す5月から7月頃に、生徒たちが海に潜って、「うに」達の除去作業をおこなっているんです。
しかし、この取り組みには、越えなければならない課題がたくさんありました。
水産高校の生徒の皆さんが、海に潜って「磯焼け」対策を行うためのいくつかの課題。
まず、学校の授業や実習の一環として行うのに、一番大切なのは、やはり生徒たちの安全面の確保です。
そのために、ダイビング指導員の資格を持つ先生が一緒にもぐり、すぐそばで指導を行い、生徒の状態や海流の変化を見守っています。
さらに、ダイビングで生き物を取り上げるには、様々な申請や許可が必要になります。
しかも、作業を行う海域は、漁業を行う場所であり、作業の間、その海域での操業を見送ってもらう必要があるんです
すべてが手探りではじめた、ダイビングによる「ウニ除去」作業。
一件ダイナミックに聞こえるこの取り組み、実は、モクモクとひたすら作業を行う、
地味な作業。
しかも、ほとんど「逆立ち」の状態で作業を行うため、普段のダイビング実習より、
体と頭を酷使する過酷な作業でもあるんです。
2005年から始めた、ダイビングによる「ウニ除去作業」。
鹿児島水産高校が始めた2005年は、わずか2日間で11,423個のウニを除去。
今年までの6年間で、なんと75,398個のウニを除去しているんです。

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