食べる磯焼け対策。イスズミ料理

美味しく食べて「藻場」を守る。「食べる磯焼け対策」をリサーチ。
鹿児島純心女子大学 看護栄養学部 健康栄養学科 森中房江準教授と、
看護栄養学部 健康栄養学科 4年「前田みお」さん。


日本中の海で大きな被害が報告されている「磯焼け」。
中でも九州は、特に被害の規模が大きく、1967年ごろを100とすると、80以上の藻場が失われたことになるといいます。
その原因の一つといわれているのが、「ガンガゼウニ」「アイゴ」「ブダイ」「イスズミ」といった、
海藻を集団で食べつくす生き物による「食害」。
そこで食害を招く魚やウニなどを人が「食べて」消費することが一番だといいます。
去年10月に行われた「こしきの恵・食の祭典in甑島お料理コンクール」。
甑島近海の海の幸を使った料理、およそ30点が出品されていたそうです。
そしてこの「前田」さんが選んだ甑島近海の魚、それは「イスズミ」でした。
「前田」さんのメニューは「イスズミのレモンあんかけ」。
からっと揚げた「イスズミ」に、さっぱりとした「レモン風味」の餡をかけて食べる一品。
調理する上で、一番苦戦したのは、やはり「イスズミ」の匂いでした。
その匂いたるや、ほかの魚に比べることもできないという「イスズミ」。
しかし「こしき海洋深層水」を使って匂い消しに成功。
ほかにも、薄めに入れた緑茶に漬けても、匂い消し効果はかなり有効だそうです。
「イスズミ」を3枚におろして、切り身を「こしき海洋深層水」に2,30分漬けておく。
さらに味付けに「レモン」や「オレンジ」、もしくは「梅干し」のような酸味のあるものをソースに使うことで、さらに匂いが消えていく。
まさに「2段構えの匂い消し」なんです。
甑島近海の海の幸を使った「甑島お料理コンクール」。
およそ30点が出品された中で、「前田さん」が作った「イスズミのレモンあんかけ」が
見事に最優秀賞の「薩摩川内市長賞」を受賞。
甑島近海のアジやキビナゴなどを使ったメニューが多い中、
あえて「ひえ臭い」と敬遠されてきた「イスズミ」を選び、
優れた調理テクニックで匂いを消し、さらに美味しく変身させた。
まさに「マイナス」からの大逆転メニューだったんです。
そこには、森中先生から教えてもらった「磯焼け」問題解決への思いが込められていました。

コメントは利用できません。

Bran’μ Song

  1. HYPER Bran’μ Song 【 美しい人 / 村上佳佑 】

    伝説のアカペラグループ「A-Z(アズ)」で活躍後、ソロに転身。 その後、“NIVEAブランド”…
  2. Bran’μ Song 邦楽 【 空 feat.SALU / 向井太一 】

    25歳のシンガーソングライター『向井太一』 自己プロデュース力に長け、純横無尽に音楽やトレンド…
  3. Bran’μ Song 洋楽 【 So Much More than This / Grace VanderWaal 】

    13歳のシンガー・ソングライター“グレース・ヴァンダーウォール”。 悩み、葛藤、夢、全てを包括…
ページ上部へ戻る