月明かりに照らされ、波の音に混じって、響く三線の音色・・・。
ここは、南の島にある「月ぬ夜ぬ音楽院」。
シマウタに魅せられた教授とアシスタントが、日々研究に励んでいます。

今回のテーマは、「奄美の民間信仰と人々の暮らし」ということで、
ゲストに、鹿児島大学 法文学部 梁川先生をお招きしてお届けしました。

奄美では、女性は神様に近い存在として扱われています。
航海の無事や、海から豊作の神様がやってくる、手招きする踊り方など、
暮らしに根付く奄美独特の文化。そして、遠く離れたヨーロッパでも、「海」には信仰の繋がりが。
小川先生、そして、梁川先生のお話、とても興味深いお話でした。

そして、この時期に奄美各地で行われる「豊年祭」。
ムチムレは、奄美版ハロウィン???というお話も。たしかに。似てます(笑)

暮らしの中で受け継がれる願いは、
昔も今も、そして、古今東西そんなに変わりないものなのかもしれません。

聞き逃した方は、ぜひRadikoでお聴きください。

【出演】小川学夫/永志保

【M1】嘉徳なべ加那節/元ちとせ
【M2】上れ世ぬはる加那節/西和美 
【M3】豊年節/永志保
【M4】よいすら節/野島スマ
【M5】ヨイスラ節/貴島康男