今週も鹿児島市平之町へ。

学生服リユースNAZUNA~なづな~東大介さんにお話を伺いました。

クリーニング師の資格を持つ東さん。
なづなが引き取った学生服は、東さんが自らクリーニングし、ほつれの修繕や記名を取り除くなどしたうえで、安価で販売しています。
また、ボランティア団体「Kagoshima Eco Bridge Project」として、上履き・体育館シューズをメインに、学用品や子ども服の無償リユースも行っています。

リユースやレンタルする商品は、「買取」をするのが基本だそうですが、「寄付」をしてくださる方も多いそう。
その場合は「その方の善意を次につなげたい」という信念から、査定額を全額、県内の子ども支援、子育て支援団体に寄付しているんだとか。
県内には寄付品回収ボックスを設置している場所がありますので、こちらをご覧ください。

そして、シューズについても取り組みが…
マジックペンで記名したものをキレイに消し、除菌洗浄も行って無料配布しています。
また、子供向けに上履きを真っ白にする講座も行っているんだとか。

子どもの頃に何気なく着ていた制服で、様々な社会背景が見えてきた子の取材。
制服があるからこそ救われるものもあるし、制服があるからこそ大変な思いをすることもある…そんなことを考えました。