今週は鹿児島市役所へ。
中庭、おしゃれ。

鹿児島市人権推進課の串町さんにお話を伺ったのは、今年1月にスタートした「鹿児島市パートナーシップ宣誓制度」について。

同性婚ができない一方又は双方が性的少数者のお2人に対し、鹿児島市が関係性を証明する制度で、全国的にも広がりを見せています。
行政でも民間でも、様々なサービスを受けられるようになる仕組みですが、あくまでも「自治体」のもの。
とはいえ現在、福岡県福岡市、北九州市、古賀市、熊本県熊本市、そして指宿市と都市間相互利用に関する協定を締結しており、そのままこの制度を利用できるんだそうです。

いわゆる「結婚」と全く同じではないですが、いわゆる「夫婦だから、家族だからできること」を、同性カップルでも少しでも同じようにできるのがこの制度。
ゲイ、レズビアン、バイセクシャルのカップルが使用するのかなと想像していたのですが…
取材後よくよく考えると「戸籍上」が「同性」なので、戸籍を変えていないトランスジェンダーとシスジェンダーのカップルも使えるわけなんですよね。
(トランスジェンダーだけど戸籍は変えない、という方も多くいるんだそうです)

そうなると…といろんなことが頭に浮かびまして。
性別って一筋縄ではいかぬ話題だな、と改めて感じた取材でした。
来週は、この制度が始まる前に、市民の皆さんからのどのような声があったのか?という話題もお伝えします!