今週は鹿児島市 産業道路沿いにある奄美の里へ。
企画室 室長 藤原郁代さんにお話を伺いました。

(写真一番右)

大島紬の工場があり、見学などもできる施設である「奄美の里」。
様々な製品の販売も行われています。
また、レストランやウエディングの会場としてご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

そんな奄美の里は「ユニバーサル対応」の施設。
年齢、障害の有無、性差の区別なくご利用頂けるよう、様々な工夫がなされています。
ただ「対応しよう!」と取り組んだわけではなく、お越しいただくお客様のためへの積み重ねの結果、振り返れば「ユニバーサル対応」だった…ということなんだそう。
しっかりと目標を立てて取り組むことも大切ですが、「おもてなしの心」で自然と成り立っていたというのは、職員の皆さんの優しさを感じます。

そしてその取り組みは、食の場面でも。
今まではヴィーガンやベジタリアンの方への対応は、どうしてもパスタや精進料理などになっていたそう。
しかし、「奄美の鶏飯」に近い、スープをかけて頂くスタイルのメニューができないかと、試行錯誤を重ねて誕生したのが、「鹿児島の季節の彩り野菜と濃厚ごま豆乳の薬膳スープ膳」だそうです。
例え異なるメニューだったとしても、同じスタイルで頂けるのは、同じテーブルを囲む全員の幸せにつながるのではないかと感じました。

そんな奄美の里のお話、来週も伺います!