今週は鹿児島市 産業道路沿いにある奄美の里へ。
企画室 石原悠希乃さんにお話を伺いました。

大島紬の工場があり、見学などもできる施設である「奄美の里」。
広大な敷地には日本庭園、奄美を思わせる自然があり、カルガモが毎年やってきて子育てするそうです。
中庭ではこんな光景が見られることも!

そんな奄美の里のSDGsには、大島紬の布をフル活用する取り組みもあるんだそうです。
2021 年には「かごしまの新特産品コンクール」の工芸・生活用品の部で、「大島紬のブートニエール:小粋」が日本百貨店協会長賞を受賞!
ネクタイ型やリボン型の小さなアクセサリーで、大島紬の端切れを使用しています。
ピンクや水色など「本当に大島紬?!」と驚くカラーの商品もあります!

2022年も連続受賞!鹿児島市長賞を受賞したのは「大島紬スマホケース~Yoridori~」。
大島紬の代表的な柄である竜郷柄を織り込んだスマホケースは、ストラップを付けて首や肩に掛けることができます。
とても高級感があり、ワンポイントで大島紬を取り入れられるなんておしゃれですよね。
「スマホショルダーストラップ」大島紬の反物を作る際に染める糸は、必ず予備糸を用意するんだそうですが、どうしても余ってしまいます。
その糸を編み上げて作られているのがこのストラップなんです。

そんな商品も生み出されている奄美の里。
これからも「人に優しい」施設の進化、「伝統を受け継ぎ、資源を余すことなく使いきる」進化がますます進みそうで、楽しみです!