先週に引き続き、鹿児島市与次郎へ。
社会医療法人緑泉会 米盛病院にお邪魔しました。
お話を伺ったのは、副院長の冨岡譲二先生(中央)と伊藤大助先生(→)です。

鹿児島県の災害拠点病院の指定を受けている米盛病院では、万全な備えと体制作りを行っており、国内外の被災地への医療チーム派遣も行っています。

病院の構造自体も、浸水被害に備えて機械室を3階に設ける、電源供給を2系統にするなど、被害を最小限に抑えるためのものになっています。
またラーニングセンター(講堂)は、多数傷病者が発生した際に収容施設として活用できるよう、酸素や吸引の配管も整備されています。
災害拠点病院だからこその備えを知ると、鹿児島にとって頼れる存在だとより強く感じますよね。

また、国際化にも対応。
医療受診が目的に来日される外国人の受け入れに意欲と体制がある病院として認証を受け、様々な言語を話せるスタッフが在籍。
国際医療交流課も設置されています。
鹿児島に住んでいる外国人にとっても安心して過ごせるひとつのポイントになり得るのではないでしょうか?

与次郎の大きな病院の裏側には、鹿児島の健康を守る様々なポイントがあるということを改めて感じる取材となりました。