先週に引き続き、鹿児島市加治屋町・加治屋まちの杜公園前にある「かごしま国際交流センター」へ!

1・2階にある「鹿児島市国際交流センター」!スタッフの八木修哉さんにお話を伺いました。

鹿児島にお住まいの外国人の方に、生活に関することで幅広い相談ができる窓口を設けています。
その中でも、特に仕事に関連した相談が増えている印象があるそうで、ハローワークや入管などとの連携が重要になってきているということです。

また、災害時のための研修なども取り組んでいらっしゃいます。
外国人の方は、ただでさえ地震に馴染みのない国から来た方も住んでいらっしゃる状況なのに、言葉や文化の壁により深刻な状況に陥りがちなんだそう。
少しでも役に立つ情報を届けるために、外国人に向けて、防災に関する講座や、外国人コミュニティとの連携強化・情報提供を行っていらっしゃいます。
また、日本人に向けて…外国人対応の研修会やボランティア募集なども取り組んでいます。
そんな中で、もしもの時は国籍なんて関係のない状況…実際の災害時には、若い人が多い外国人が「支援する側」にもなっているんだそうです。

災害時を含め、もしもの困ったときに頼りにしてもらえるよう、日ごろからセンターに親しんでもらえるようにこれからもいろんな施策をしていくとのこと。

もちろんその国の風を感じ、文化を知ることが国際交流の大切なポイントだと思います。
でも、本当の意味での国際交流は「ご近所さん」として生活をすることで、「そんな習慣のある国の方が住んでいるんだな~」と感じながら、日々のやりとりができるようになることなのかもしれないと感じた取材でした。